2018年7月27日金曜日

印の花、咲きました

先日の2018かながわしごと技能体験フェスタは、平日にもかかわらずたくさんのご来場者がありました。石のはんこ作りは2日間で500人余りの子供たちに体験してもらえました。おかげで枯れ木が印の花で満開に変わりました。

2018年7月22日日曜日

技能士作品まつり


24日からの「かながわ しごと技能体験フェスタ」で技能士作品まつりが同時開催されます。そこに私の木口密刻作品を出展します。拡大鏡がないと細か過ぎてよく見えないかもしれませんが、ぜひ技能体験の合間に見に来てくださいね〜!

2018年7月19日木曜日

夏のものづくり体験教室(石のハンコ作り)

来週に迫ったパシフィコ横浜「しごと技能体験フェスタ」のお知らせです。
今年は平日の7月24日・25日に開催されます。夏休みとはいえ平日なので来場者は少なくなってしまうかな…。
今回は指導するハンコ職人も仕事のため参加出来る人が少なく、やむなく受付人数を減らしました。ちなみに私は両日共フェスタに参加しますが、大賀堂印房は営業しています。
では少数精鋭で皆様のお越しをお待ちしております。
詳細はこちら▶ かながわしごと技能体験フェスタ2018(神奈川県職業能力開発協会) 

2018年7月5日木曜日

作品:不合時宜(篆書体)

不合時宜(篆書体)の角印
「不合時宜(ふごうじぎ)」その時代、その時の都合に合わない。という意味

なんだか最近よくあるなぁ、「それは時代が違うから」ってこと。でもそうやって何事も済ましてしまっていいのだろうか…

さて、この作品は左右相称の文字が多いので仕上げに気を使いました。また、それとは別に合の字が字割り(印面に対して各文字に割り当てるスペース)に対して内に入るので、小さく見えない工夫が必要でした。しかし後になって眺めると時の字がつまらんか💧

2018年1月30日火曜日

作品:狼子野心(篆書体)

「狼子野心」(ろうしやしん)
「狼の子は人に飼われても生まれついての野生の凶暴さを失わない」と言う意味から、凶暴な性格を持った人間は、改めるのが難しいという教訓だそうです。
お題の意味は遊印に相応しくない気もしますが、印面に篆書の文字をどう収めるか?という章法を学ぶ意味では工夫のしがいがある課題でした。
子、心は画数が少なく下部に空間が多いので、それに合わせた狼と野を形成する。どの文字も篆書の字形が豊富なので、どれを選びまたバランス良く整えていくかセンスの見せ所です。
さて、なかなかいい感じに出来たと思いましたが、いま改めて印影を見ると、狼が他の文字と比べて勢いがないというか…凶暴な狼も飼いならされちゃったような…😓