2018年1月30日火曜日

作品:狼子野心(篆書体)

「狼子野心」(ろうしやしん)
「狼の子は人に飼われても生まれついての野生の凶暴さを失わない」と言う意味から、凶暴な性格を持った人間は、改めるのが難しいという教訓だそうです。
お題の意味は遊印に相応しくない気もしますが、印面に篆書の文字をどう収めるか?という章法を学ぶ意味では工夫のしがいがある課題でした。
子、心は画数が少なく下部に空間が多いので、それに合わせた狼と野を形成する。どの文字も篆書の字形が豊富なので、どれを選びまたバランス良く整えていくかセンスの見せ所です。
さて、なかなかいい感じに出来たと思いましたが、いま改めて印影を見ると、狼が他の文字と比べて勢いがないというか…凶暴な狼も飼いならされちゃったような…😓

2018年1月6日土曜日

えっ!ブルースフェス!?

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年も真摯に技術と向き合い、奢ることなく仕事に取り組んで行きたいと思います。

さて、年初めの夕暮れ時、近所の伊勢佐木町通りのイルミネーションの中にブルースの文字がっ!
ブルースフェスやるの?と思いきや「伊勢佐木町ブルース」発売50周年記念でした。
もう50年も前の曲なんですか😱
それにしても曲のインパクトはいつ聴いても変わらないですね。50年も過ぎればさすがに伊勢佐木の街も大きく変わり、お隣にはみなとみらいも出来て、高層ビルと海の都会的で洗練された観光地も出来ました。
しかし、どんなに景色が変わろうともこの曲が流れれば一瞬にして当時の景色が思い浮かぶのでは思います。
ちょっとダークで艶かしい、深いビブラートに迫力のハスキーボイス。う〜ん、色褪せませんね! 尊敬を込めてこれぞ和製ブルースだと言いたいです。
2月6日からの青江三奈遺品展は行くべきだな♪ 伊勢佐木町ブルースフェスタ▶

2017年11月26日日曜日

作品:浜名湖舘山寺

浜名湖舘山寺と古印体で彫ったハンコ
「浜名湖舘山寺」古印体
欠席したけど、今年の関東印章業組合連合会静岡大会にちなんで。
古印体は認印などでよく使われる書体。だからと言って簡単なものではないし、まして格が低いわけでもありません。作者のセンスが最も問われる書体です。
今回、あえて現代風な感覚を取り入れてみましたが、評価は…うーん💧

2017年10月23日月曜日

作品:新日本風土記

「新日本風土記」
研究会課題。今回は隷書体。

もちろん某テレビ番組とは何も関係ありませんが、番組テーマ的には印章文化も日本独自に長い年月をかけて継承されてきたものだし、印章彫刻技術や文字を構成する感覚というか考え方も、地域によって違いがあるように思うので、まあ意味としても課題に合っていたかなと😅 ただ、隷書となるといわゆる印章の文字ではないので、より書道を学習しないといけないわけで… 私もまだまだ勉強が足りんです💦

横浜・京急黄金町・一級技能士のハンコ屋『大賀堂印房』ホームページ▶

2017年10月4日水曜日

第4回初黄日まちゼミ


10月7日より開催します。
当店は石のハンコ作り講座を行います。ぜひご参加ください!と
告知する予定でしたが、チラシが配布された翌日には定員になってしまいました。
参加をご検討だった皆様、またお電話を頂いたのにお断りしてしまった皆様ほんとうにごめんなさい。
初黄日まちゼミは他にも11の講座がありますので、よかったらそちらの方もよろしくお願いいたします。▶第4回初黄日まちゼミ/黄金町エリアマネジメントセンター